VORIES VR


Virtual Reality Database of W.M.Vories' Architectural works

ウィリアム・メレル・ヴォーリズとは

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(William Merrell Vories)は1880年(明治13年)、アメリカのカンザス州レブンワースで生まれた建築家・実業家です。

キリスト教伝道のため、滋賀県近江八幡おうみはちまん市に英語教師として来日し、建築設計活動を始めました。 日本各地で学校、教会、病院、住宅など多くの西洋建築を手がけ、設計に携わった作品数は1,600以上ともいわれています。

設計活動のかたわら、アメリカからメンソレータムを輸入して広く普及させました。 近江八幡市に本社を置く医薬品メーカー、株式会社近江兄弟社の創業者という一面もあります。

1919年(大正8年)に子爵令嬢の一柳満喜子と結婚。 1941年(昭和16年)、日本に帰化してからは、一柳ひとつやなぎ米来留めれると名乗りました。
戦後、マッカーサーと近衛文麿このえふみまろとの仲介工作に尽力したことから、「天皇を守ったアメリカ人」とも呼ばれています。

1964年(昭和39年)に83歳の生涯を終え、近江八幡市北之庄町にある恒春園こうしゅんえんに眠っています。
その功績から近江八幡市の名誉市民第1号に選ばれ、没後、黄綬褒章おうじゅほうしょう勲三等瑞宝章くんさんとう ずいほうしょう を授けられました。

当ウェブサイトについて

建築家W・M・ヴォーリズが明治後期~昭和初期にかけて設計した作品群(通称「ヴォーリズ建築」)のVR(バーチャル・リアリティ)コンテンツを作成・公開しています。一般公開されている作品については、現地見学に関する情報もできるだけ掲載しています。近代建築ファンの皆さまや、建築学生、研究者の方々の参考にしていただければ幸いです。

プロジェクトの目的

1. 文化財のデジタルアーカイブ作成
現存するヴォーリズ建築は築後100年を超えるものも多く、老朽化が懸念されています。また地震による倒壊や、火災による焼失のリスクにもさらされています。貴重なヴォーリズ建築を後世に伝え、万が一の被災時には作品の修復にも役立てられるよう、建築作品のVR化を進めています。
2. 建築作品のオープンソース化
個人宅や団体の事務所として利用されているヴォーリズ建築は、部外者の方が内部を見ることはできません。また一般公開されている作品も、実際に見学できるのは年に数回の特別公開日に限られる場合があります。オンラインのVRデータベースを通して、いつでも誰でも、無料でヴォーリズ建築をバーチャル見学できる状態を目指しています。
3. 近江八幡の観光プロモーション
当プロジェクトはW・M・ヴォーリズが活動拠点とした、滋賀県近江八幡市の観光振興を目的のひとつとしています。市内には20棟以上の作品が残っており、いくつかの建築は一般公開されています。ヴォーリズ建築のルーツを訪ねて、ぜひ近江八幡にお越しください。

ヴォーリズ建築の詳しい情報や、 モデルコースのご案内については、 近江八幡観光物産協会のウェブサイトをご覧ください。春と秋には、通常非公開の作品を見学できる、特別ガイドツアーも開催されています。

【ヴォーリズ建築のオーナー様へ、ご協力のお願い】
当プロジェクトでは滋賀県近江八幡市を中心として、全国に残るヴォーリズ建築のVR化を目指しています。撮影・公開にご協力いただける物件所有者の方がいらっしゃいましたら、下記のメールアドレスまでご連絡いただけますでしょうか。

お問合せ:

※特に飲食店や宿泊施設を運営されているオーナー様におきましては、集客・宣伝のお役にも立てるかと思います。個別のウェブサイトにVRビューアを埋め込みできるソースコードや、SNSでの情報発信に適したウォークスルー動画をご提供させていただきます。